県道220号線(島田蔵田線)は、伊久美地区と島田市街地を結ぶ唯一の幹線道路であります。しかしながら、途中には狭隘な場所やがけ崩れを心配する場所が何か所かみられます。そのため夜間や大雨時の通行には常に危険性を伴っています。今回、長島地区と長島橋間は中でも最も危険性が高いところであります。昭和35年8月の伊久美水害には大規模の土砂災害が発生し、復旧に派遣されていた自衛隊員が落石により殉職された場所でもあります。ここでは、今でもときどき小規模の落石が見られています。令和6年4月には、伊久美小学校が第一小学校に統合され、子供達がスクールバスで通学することになります。伊久美地区の方々は、スクールバスで通学する子供達の安全性確保のために、最も危険性の高いと思われる当該場所をバイパス新設等により安全な道路に改善いただけるように伊久美自治会から島田土木事務所長あてに要望書を提出しました。要望するにあたり、伊久美自治会を中心に、伊久美関係者、神座や相賀自治会等から5,820名にもおよぶ署名が集められました。そして、7月30日に大塚正美伊久美自治会長から大滝和弘島田土木事務所長に要望書・署名書が手渡されました。大滝所長からは、現場を調査するとともに、調査費の要求を検討していきたいとの回答をいただきました。市議会議員として、私天野、横田川真人議員、八木伸雄議員、藤本善男議員が立ち合いました。
なお、島田土木事務所訪問前の7月22日に、河原崎聖静岡県議会議員にも今回の現場を視察していただき、伊久美の自治会長並びに各町内会長からも要望の声を届けていただきました。