西日本最大の川越火力発電所の視察

5月17日、会派「清流の風」のメンバーで、西日本最大の川越火力発電所を視察しました。同発電所は、三重県川越町の臨界工業団地に位置し、1989年に運転を開始し、現在総出力480万kwの世界最大級の火力発電所であります。中部電力が設置し、現在は(株)JERAが運営しています。同社は2015年に中部電力と東京電力がエネルギーの国際競争力向上のため、事業統合(主に火力発電所)して設立された会社であります。会社名は広く知られていませんが、プロ野球セリーグのスポンサー企業になっており、セリーグの広告では社名をよく目にします。同発電所で使用する燃料は、液化天然ガス(LNG)であります。世界最大級のLNG船を受入れ可能な桟橋、LNG貯蔵タンク、LNG気化設備が整備され、LNGの一部は海底パイプで知多半島にも送られています。気化されたガスはボイラーで燃焼され、ガスタービンや蒸気タービンを回転させ、電気を起こしています。火力発電のメリットとして、熱効率が良いことと、常に発電量を調整できることです。特に、電力消費のピーク時対応や太陽光発電の補完が可能であることです。また、LNGは他の火力発電の燃料に比べCo2の排出量が少ないこともメリットです。ただ、LNGは13か国から調達されていますが、将来にわたっての安定的な調達が大きな課題になると思われました。県内には大きな火力発電所はありませんので大変参考になった視察でありました。

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