9月4日(日)、大井川緑地公園において、3年ぶりに東南海地震などの大規模災害を想定した総合防災訓練が実施されたので見学しました。今回の訓練は、南海トラフ巨大地震発生直後の災害応急対策を想定したもので、静岡県をはじめ、島田市、牧之原市、吉田町、川根本町の防災計画などの実行性を検証するとともに、関係機関の連携強化を目的としています。訓練会場では、消防、警察の実働訓練が行われるとともに、災害車両や防災に関連したブースが設置され、スタンプラリーで楽しく防災を学ぶこともでき、多くの親子連れの見学者も見られました。訓練では、防災ヘリによる地上からの放水や負傷者の搬送、倒壊家屋からの負傷者救出、放水による消火訓練などが実施されました。さらに、警察による信号機の倒壊後の訓練、災害救助犬による倒壊家屋からの人命救出の訓練なども実施され、広範囲におよぶ実践的な訓練が行われました。また、島田工業高校の生徒による実際の生中継も行われていました。最近、コロナ禍で、地域での自主防災訓練が低調気味であります。改めて防災意識を高める訓練見学となりました。


