9月23日から24日にかけて静岡県に接近通過した台風15号は、県内各地に大雨による災害を起こしました。「線状降水帯」の発生により島田、藤枝市等では1時間当たり120ミリ以上記録的雨量となりました。島田市では山間部の被害が大きく、伊久美地区では県道220号線が2か所で陥没・崩落し、通行止めとなりました(伊久美地区では550ミリ以上を記録)。復旧にはかなりの時間が必要となりそうです。二俣、小川、犬間地区の住民の方々にとっては生活道路の確保が緊急課題となっています。当面の生活道路として、相賀小川線(林道)の確保が求められ、緊急に整備を進めました。また、二俣と小川を結ぶため、崩落した箇所の対岸の仮設道路が地元から要望が出されました。これを受けて26日に地元自治会長、各町内会長らが島田土木事務所に、地元要望の説明に伺いました。土木事務所からは、早急に調査し実現可能かどうかを判断するとの回答をいただきました。自治会からは安全な通学路の確保、緊急車両の通行確保を強く望まれました。
