埋蔵文化財センターの調査について

遺跡や古墳等から出土した遺物は、文化財保護法に基づき調査後に大切に保管することが義務付けられています。そのため、出土した土器等が増加する一方で、保管する場所の不足や管理業務が負担となっています。島田市では、独立した埋蔵文化財センターがないため、調査や管理業務を博物館の一部で実施するとともに、保管については市内の私有地3か所のプレハブ倉庫で行なっていますが、老朽化や手狭が問題となっています。そこで、本市周辺の自治体の実態について調査・視察を行いました。まず、独立した施設を保有している磐田市、掛川市、及び菊川市について視察見学を行いました。磐田市は、昭和60年に見附(中央図書館の隣)に埋蔵文化財センターを整備しています。建物は、2階建てで床面積約2,000㎡と大変立派な施設でありました。内部には、展示室、貯蔵室、遺物整理室、研修室などが整備されていました。磐田市には、国分寺遺跡に加え多くの古墳等があり、大変貴重な遺物が出土されています。これだけの施設であっても最近では貯蔵室の手狭が課題になっているとのことでした。掛川市埋蔵文化センターは、10数年前に焼却センター跡地を利活用して整備されています。事務棟が、事務室、展示室、整理室等として整備され、貯蔵について同敷地内の倉庫やプレハブ倉庫を活用していました。菊川市埋蔵文化財センターは、7年前に学校給食センターの跡地を利活用して整備されています。天井に高い大きな調理室が遺物の貯蔵施設として活用されていました。いずれのセンターも保管することが第一に整備されていましたが、増える遺物の保管に苦慮していました。

磐田市埋蔵文化財センター
遺物の整理・研究(磐田市)
貯蔵室(磐田市)
よかったらシェアしてね!
目次