4月8日(土)~9日(日)の2日間、第40回の金谷茶まつりが5年ぶりに開催されました。本まつりは、2年ごとに開催されてきましたが、令和2年の第39回は新型コロナウイルス感染症の拡大により中止となったため、今回は5年ぶりの開催となりました。駅前通りを「茶娘道中」をはじめ、屋台を引き回す「屋台道中」、伝統芸能の「金谷大井川川越し太鼓」、さらに「茶娘合同踊り」が繰り広げられました。「茶娘合同踊り」では各屋台の茶娘たちが一同に会して踊りを披露する見ごたえのあるものです。今回は約500人の茶娘が、通りを埋め尽くします。列には豆茶(幼児)も加わり、老若混じっての壮大な踊りです。金谷の各町内が8つの支部に分かれ、屋台を引き、茶娘道中を披露します。本祭りは、昭和27年に第1回が開催され、茶の振興と観光客の誘客を目指して行われてきました。この2日間、金谷の街は茶まつり一色、そして祭りが終われば新茶のシーズン、八十八夜を迎えます。
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