7月15日(土)、焼津市公民館において、参議院議員川田龍平氏の講演会(主催:オーガニックライフ・給食の会焼津)が開催されました(会場は満席でした)。テーマは、「オーガニックライフ実現に向けて」で主に、現在川田議員が国会で取組んでいる「ローカルフード法」についてでありました。今、種苗法に登録されている品種は1割程度で、野菜のタネの9割が海外で採取されたもので、もしなんらかの原因でこのタネが供給されなかった場合、日本で食料を生産できなくなってしまうことが懸念されたいます。そのため、地域在来品種を守り、活用していくための法律=ローカルフード法(地域在来品種等の種苗の保存及び利用等の促進に関する法律(案))の成立に努めているところです。また、氏は、超党派の国会議員による「オーガニック給食を全国で実現する議員連盟」を先月に立ち上げ、代表を務め、今後、学校給食問題に取り組んて行くとのことでありました。現在、全国の自治体で有機農業に取り組始めており、昨年10月の段階で、全国で51市町村で、オーガニックビレッジ宣言を行っています(国では100自治体を目標)。島田市でも、23年度新規事業としてオーガニック農業に取り組むこととしています。
