９月２日、静岡市のホテルグランヒルズ静岡 で令和５年度中部地区獣医師大会が本県獣医師会主催により開催されました。この大会は中部地区の8県１市の獣医師会が毎年持ち回りで開催し、この地区の獣医師会員が一堂に会する大会であります。「ふじのくにから人と動物の未来を考える～ひろめようOne Health～」を本年度のテーマに人と動物が共生できる社会づくりの推進を大会宣言として誓った。本県での開催は9年ぶりとなり、県内外から約500の会員等が参加しました。本県の山田有仁会長の挨拶の後、来賓の日本獣医師会副会長、静岡県森副知事、中澤県議会議長、静岡市副市長、上川陽子衆議院議員（代理）から祝辞をいただきました。そして、会員60人が中部獣医師会連合会褒賞を受賞するとともに、昨年度の優秀研究発表者６グループが表彰されました。式典後、特別記念講演（公開講座）として、山極寿一先生（元京都大学総長）から「コミュニケーションの進化とコロナ後の社会」をテーマに講演をいただきました。講演後、懇親会がホテル内で開催され、講師の山極先生も一緒に参加者の親睦を図りました。翌日の3日（日）には、「獣医学術中部地区学会」が開かれ、産業動物、小動物、公衆衛生の各分野で合計64演題の研究発表が行われました。
