9月24日(日)に新庁舎の竣工式が開催されました。式典には国会議員、県会議員などの多くの来賓の臨席を賜り、関係者の出席のもと市役所新庁舎の竣工式が行われました。オープニングには帯祭りの大奴の披露(ふり込み)があり、式辞、祝辞、事業経過報告の後、玄関前においてくす玉開披が行われました。くす玉開披に合わせ、航空自衛隊静浜基地からのお祝いの展示飛行がありました。その後、3班に分かれ内覧が行われました。なお、午後からは一般市民を対象に内覧会が行われ、多くの市民が参加しました。
新庁舎は、「市民の安全安心」「利用者にやさしい」「効率的で環境に配慮」の3つの基本方針のもと整備が行われました。建物内には島田産の木材がいたる所で使用され木都島田にふさわしい施設になっています。また、市民窓口は広くわかりやすい表示がされ、相談コーナーが随所に設けられています。職員の机には引き出しがなく、DX化やペーパーレス化に対応した執務環境となっています(職員の席は自由です)。また、特徴として、地下水熱を利用した空調や自然通風機能も備え、基礎免震構造の採用し大規模地震に対応しています。議会議場は、車椅子の利用や親子傍聴席が設けられるとともに、当局側と議員とが議論しやすい対面式を採用しています。旧庁舎は昭和37年に建てられ、60年を経過しています。新し庁舎が、新しい時代に対応した島田市の拠点となることを期待したいと思います。


