10月16日、議会厚生教育常任委員会のメンバーとして、岩手県花巻市を訪問し、「小学校前の教育・保育連携について調査研究を行ってきました。メンバーは、常任委員7名、関係部長2名、事務局1名の合計10名であります。花巻市は岩手県の中央部に位置し、人口9万人強の主要都市であります。最近ではメジャーリーガーの大谷翔平選手の母校の花巻東高でも有名であります。今回のテーマである「小学校就学前の教育・保育連携」については、8月に開催された民間保育協会と同常任委員会との意見交換において出された要望に基づいたものであります。保育園側から、就学前の園児について小学校側との情報交換する機会が欲しいとの要望が出されました。特に、就学に心配のある園児について、情報を共有したいとの意見がありました。この課題について、花巻市は以前から市全体で取組んでいることから、その経緯や実態、さらに課題についてなどの調査を行ってきました。花巻市では、10年前から子ども関係の課を教育部に統合し、学校と保育園とが連携しやすい環境を作るとともに、小学校の先生と保育園等の保育士とが現場で交流を盛んに行い連携を図っているとのことでありました。大変参考となる調査を行うことができ、今後の保育園等と小学校の連携が図られるよう対応を進めていきたいと思われました。
