2月18日(日)、夢づくり会館(島田市島)において、第1回島田市地紅茶フェスティバルが開催されました。当イベントは、島田市及びその周辺のお茶生産者で紅茶生産を行っている20軒以上が企画・開催したものであります。「地紅茶」とは、地ビールや地酒のように、「その土地の茶葉(普段は緑茶用)を使い、その土地で作られた紅茶」を指す言葉であります。この地紅茶は全国で1,000か所以上で生産され、生産者により「全国地紅茶学会」が作られ、毎年全国大会が開催され、昨年令和5年12月2日に第21回が岐阜市で開催されました。令和7年には島田市で開催されることが予定されており、今回のフェスティバルは、そのプレ大会として企画され開催されたものであります。国産紅茶は明治時代に盛ん生産され米国に盛んに輸出されたものの、一時期生産がほとんど中止されていたものの、近年では消費者の嗜好の変化もあり生産が右肩のぼりに増加してきています。会場内には飲み比べブースが設けられ、20の生産者が出展していました。来場者は試飲チケットを購入し、カップ持参で各ブースを回って飲み比べを行い、気に入った紅茶を購入していました。カップは、400個限定の志戸呂焼きのティーカップ、磁器のミニカップ、持参のマイカップで、試飲しました。10時開始前から、大勢の来場者が詰めかけ、午前中は会場内は人でいっぱいでありました。若いお子さん連れ、若い友人同士、年配の御夫婦など年代を問わない人達が、県内外から来場し終了時まで賑わっていました。最近の紅茶の人気が実証されました。


