令和5年度2月定例議会が2月14日から3月27日までの43日間の会期で開催されました。一般質問については、3月6日から8日の3日間に15人の議員が代表並びに個人質問を行いました。私は、会派「輝く島田」代表質問を以下の内容で行いました。最近の社会情勢の変化を背景に、ひきこもり、生活困窮、社会的孤立など複雑化・複合化した従来の公的支援では解決が困難な社会問題が増加してきた。国では、これらの課題に対応するため、社会福祉法を改正し、地域共生社会の実現のため「重層的支援体制整備事業」を創設した。当会派では、この事業を島田市でも実施するため、先進地の調査への等を行うとともに、前回議会において質問を行ってきた。今回の市長の施政方針において、来年度本事業を取り組む意向が示されたことから、今後の取り組み状況、並び本事業にとって必要となる地域づくり(地域運営組織の設立)について質問を行った。来年については、事業の準備予算として240万円が計上され、相談窓口の包括化を段階的に進めること、すでに1月に副市長とトップとする委員会や、作業部会を立ち上げたとの答弁がありました。また、重層事業の地域づくりの土台となる地域運営組織の設立については、地域ワークショップを開催し、地域の声を聞きながら根気強く進めるとのことで、昨年6月の一般質問と同様の回答でありました。
目次