島田市議会11月定例会一般質問~重層的支援事業の取り組みと島田市版ネウボラ~

島田市議会11月定例会の一般質問が12月2日(月)から4日(水)の3日間において16人の議員から行われました。私は2日目の3日(月)3番目に登壇し、重層的支援事業の取り組みと島田市版ネウボラについて市長に質問を行いました。重層的支援事業は、急速な少子高齢化や核家族化等を背景にひきこもりや生活困窮などの複雑化・多様化した従来の公的支援では解決が難しくなってきた地域福祉問題を世代や分野を超えて取り組む事業であります。「相談支援事業」、「参加支援事業」、「地域づくり事業」から成り、令和3年の社会福祉法の改正に伴い整備され、全国的に取り組みが始めている。島田市では、今年度から予算化され、11月から包括的相談窓口の設置など一部事業が開始されている。昨年度の2月市議会いおいて本事業の取り組みを確認し、今年度の進捗状況などについて質問しました。

ネウボラは、妊娠や育児に関するサポート等を受けるフィンランドの母子支援制度のことで、島田市では妊娠から育児まで担当保健師を定め伴走型支援を行なっている(島田市版ネウボラ)。子育て家庭と担当保健師に信頼関係が発生したことにより、子育てに関する問題が複雑化する前に予防的に対応することが可能 となっている。島田市では 現在、13人の保健師が妊娠から子育て期までの子育て家庭を担当し、切れ目のない子育て支援を行なっています。

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