視察:乾式メタン発酵方式の可燃ごみ処理~富士クリーンセンター~

2月14日、三豊市の施設を視察した翌日、三豊市に隣接する綾川町にある㈱富士クリーンセンターを視察しました。同社では、同一敷地内に、一般ごみ、産業廃棄物、PCB処理施設、太陽光パネル処理施設を整備し広範囲な処理を行い、敷地内には220万㎥の最終処分地も保有していた。可燃の一般ごみを縦型乾式メタン発酵により分解処理をしていた。発生するメタンガスは発電に利用される。発酵槽では30~40日間滞留し発酵処理され、焼却や一部固形燃料の原料としてもリサイクルされている。同施設は乾式のため消化液はほとんど発生しないメリットも大きい。同施設も、民設民営で整備され、建設には約40億円がかかり、町からの委託料は30~40円/Kgであった。同施設は、国立研究法人新エネルギー開発機構(NEDO)が公募した「バイオマスエネルギーの地域自立システム実証事業」として採択された実証されたものであります。

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