ご挨拶
島田市の 元気 を、守っていきます
この40年間、獣医師として静岡県に勤務し、畜産や農業行政に携わるとともに、退職後の獣医師会では動物愛護活動にも務めてきました。
今の島田市は多くの課題を抱え、元気がありません
未来の子供たちのためにも、次の7つの目標に全力で取り組んでまいります。皆様方のご支援とご協力をお願いいたします。
天野 弘 活動報告
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島田市:伊久美地区で演劇
11月17日(日)、旧伊久美小学校において「劇団アートひかり」が伊久美のお茶の歴史を脚本化した「Japan Tea物語」を公演しました。大井川流域のお茶の歴史を記した郷土史家・西野真氏の歴史小説「大井川連環の譜 近代日本茶物語」を基に、アートひかりが制作した演劇であります。音楽やダンスを交え当時の人々の生きざまを描いています。昨… -
島田駅前のイルミネーション点灯式
11月16日(土)午後5時40分に点灯式が行われました。島田JR北口構内、駅前公園においてパークイルミネーションが来年1月31日まで毎日午後5時から10時まで点灯されます。点灯式前の午後3時から駅前緑地(サンカク公園)においてマルシェと100人コーヒーが開催され大勢の市民により賑やかでありました。子ども達には光風船が配布されていました… -
令和6年度島田市動物慰霊祭の開催
11月23日(土、祝)、ミライカ(旧JA葬祭サービス)島田ホール(島田市御仮屋)において、島田市動物慰霊祭実行委員会(代表:天野 弘)主催により令和6年度(第3回)島田市動物慰霊祭が開催されました。同慰霊祭は亡くなられたペット達を合同で慰霊するもので、今回で3回目となりました。昨年度までは島田市斎場で行ってきましたが、今回は…
天野ひろしの
7つのビジョン
大井川を活かした
地域づくり
大井川を活かして島田市に賑わいと活気を取り戻します。
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大井川を活かして島田市に賑わいと元気を取り戻します。
昭和30年、島田市南町に生まれ、大学の4年間除き、島田市で育ち、生活をしてきました。子供頃の島田市を振り返ると、周辺の市町にはないりっぱな市庁舎、図書館、市民会館、野球場などあり自慢でした。最近、この自慢であった施設が解体され、老朽化しています。野球場の歴史も古く、子供の頃、金田正一の国鉄スワローズがキャンプしたこともあります。帯祭りも盛大で華やかで、七夕祭りも子供の私にとって楽しみでした。島田市の商店街は華やかでした。島田市は木材の町でもあり、いつも木の香りがあり、春には製茶の香り漂っていました。当時は、工場からの環境問題もありましたが、街には活気があり、街には人の声にあふれていたように思います。
今、どうでしょうか。ここで説明するまでもありません。多くのものが、時のながれとともに、消えて行っているように思われます。唯一、子供の頃はボロで渡るのが怖かった「蓬莱橋」は整備され観光スポットになっていますが。失ったものを取り返すことは難しいと思いますが、今、失いかけているものを、もう一度見直し、「温故知新」の精神で島田市の街つくりに取り組み、これからの子供たちにとって思い出に残る故郷、島田市を作っていきたいと考えます。
自然と調和した
農林業・茶業の復活
自然と調和した農林業・茶業の復活と農地保全に取り組みます。
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自然と調和した農林業・茶業の復活と農地保全に取り組みます。
島田市の農業の主体は言うまでもなく、お茶であります。市町村別の生産量は全国第 位であります。島田市のお茶の歴史を紐解けば、明治維新後、旧幕府藩士が牧之原に入植し栽培を始めたことが始まりであります。また、伊久美は、清水港から輸出するなど一大産業として銀行もあったと聞いています。このように歴史ある茶産業も苦境に立たされています。20年以上続く、右肩下がりの茶価の低迷により、共同製茶工場やお茶農家が激減しております。これに伴い、茶園の耕作放棄地が急増しています。先祖が鍬で開墾してきた茶園が数年で耕作放棄地になってしまうことは胸の痛むことでありますが、今のままで続けることは難しいと思います。耕作放棄茶園は、イノシシ達の恰好の寝ぐらになっています。
また、茶園だけでなく、水田においても、耕作する人手がないことから放置され、耕作放棄地になっています。かつては、財産であり、収入の源であった農地が所有者にとってお荷物になってきています。
農業は儲からないから後継者が生まれないと言われますが、今、あちらこちらで、若い農業後継者が生まれています。農業は衰退産業ではなく、成長産業であると言われています。ITCを導入したスマート農業、農地の集積化、規模拡大など過去の手法に囚われない新しい農業の時代が来ています。島田市ですでに、茶園の集積化が進んでおり、スマート農業も取り入れられてきています。行政として、これらの動きを後押し、あるいはきっかけを作っていくことが必要と思われます。若い農業後継者が新しい感覚で、新しい農業を築いていくことを支援していきたいと思います。
地域自治組織の
再編整備
自治会やコミュニティ等の自治組織の再編整備に取り組みます。
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自治会やコミュニティ等の自治組織の再編整備に取り組みます。現在の自治会組織の区割りは、小学校区単位や従来の地域分けによって編成されており、現在の人口分布に必ずしも一致していない。そのため、自治会の構成人数に大きな開きが生じている。また、各自治から選出されている交通指導員、民生委員、保護司などの役員についても、選出の難しさ、や業務量に大きな差が生じている。さらに、地域によっては自治会への加入率も低下しており、今後の自治会活動にも支障しかねない状況である。一方で、「共助」の中で、自治会等の果たす役割は増していると感じている。そこで、自治会組織の区割りを検討するとともに、ボランティア活動との連携を構築し、行政との両輪となる自治会について検討していきたい。
小中学校の統廃合
の課題への取り組み
小中学校の統廃合を住民みんなの課題として取り組みます。
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小中学校の統廃合を住民みんなの課題として取り組みます。
島田市では、著しい少子化による小中学校の生徒数の減少と偏在化により、小中学校の統廃合が進められています。北部地域では、4つの小学校が第1小学校に、北中学校が第1中学校に統廃合されます。また、湯日小学校、初倉南小学校の統廃合も計画されています。学校の統廃合は、子供たちの教育のためであると言われれば反対する理由は見つかりません。しかしながら、小学校は長い歴史の中で、地域住民のコミュニティの柱としてかかわりあってきました。北部の小学校はいずれも寺子屋からの歴史があり、相賀小学校は明治5年の「学制」に伴って設立された長い歴史がある。もっと地域での議論を進める中で、行政として統廃合を決定してほしかった。今後、他地域の学校の統廃合を進める中では、十分な議論を行政にお願いしたい。
そして、学校の統廃合後に、学校の跡地利用が大きな問題として残されます。廃校を簡単に解体し地域の歴史を簡単に埋没させて良いものか疑問を感じます。小学校としての維持は困難でありますが、地域のため、地域の柱としてその跡地を活用させていただきたいと願っています。行政は、一方的に地域の活用アイディアを求めていますが、地域と行政が一体となって跡地問題について取り組んでいくよう努めていきます。
高齢者等弱者にやさしい地域づくり
子供、高齢者、障害者にやさしい地域づくりに取り組みます。
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子供、高齢者、障害者にやさしい地域づくりに取り組みます。
少子高齢化の問題は、我が国にとって重大な課題でありますが、島田市にとっても同様に重大な課題だと思います。簡単に解決する課題ではありませんが、少なくとも子供を産んで育てやすい環境を作り、子育て世代を行政でバックアップして行くことは必要と考えます。産科病院、小児科等の医療の充実、待機児童ゼロ、放課後児童クラブなど取り組むべき課題が多くあります。また、今後、高齢者世帯、一人暮らしの高齢者がますます増えてくると思います。共助、公助を主体に、高齢者にやさしい地域づくりに取り組んでいきたいと思います。行政が進めている包括的ケアシステムの充実、高齢者の足となる交通システムの構築など取り組む課題も多岐にわたっています。
マイクロツーリズム型観光の振興
マイクロツーリズム型観光の復興に取り組みます。
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マイクロツーリズム型観光の振興に取り組みます。
最近のコロナ禍の中、大型・広域化してきた観光も近場で楽しむマイクロツーリズム型観光が注目を浴びています。自然に恵まれ、歴史のある島田市や大井川流域には、まだまだ埋もれた観光場所や名所旧跡が多くあります。最近大人気の蓬莱橋や大井川鐡道、整備が進む川会所周辺と歴史博物館、諏訪原城址など、さらに最近出来たJA大井川の「KADODE OOIGAWA」も新スポットであります。いずれも大規模の観光場所ではありませんが、他にはない魅力をもった場所・施設であります。しかしながら、残念ながら、それぞれが点の存在で、周辺との連携がないように思えます。それぞれが連携して面とした観光地域を作り上げることが必要かと思います。周遊できるシステムや連携したイベントなども必要かと考えています。島田市らしい観光を育てることに取り組みたいと考えます。
災害に強い
地域づくり
災害に強い地域を作ります。
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災害に強い地域を作ります。東海沖地震や東南海地震などの大規模地震が近い将来90%の確率で発生すると予想されています。また、最近では、全国のどこかどこかで毎年豪雨災害が発生しています。北部地域は、ほとんどが中山間地域であり、急傾斜地の土砂災害や、相賀谷川や伊久美川などの河川氾濫が心配されています。さらに、最近の台風では倒木により大規模の停電が発生し、市民の生活に支障をきたしました。災害が発生してからでは手遅れです。危険度の高い場所については、事前に予防的に処置を実施することは平時からの対応として必要と考えます。予防的伐採、河川の浚渫、及び急傾斜地対策などについて積極的に取り組んでいきたいと考えます。